頑張らないことは良いことか?

頑張りすぎると、人間の精神は疲弊します。その結果、抑うつ状態になることもあります。このような時には、心を休息させて回復を待たねばなりません。無理にそれを押して頑張りすぎると、うつ病をはじめとするメンタルの病気を引き起こすこともあります。ところが、ひとたび、休息に入ると、人間の心はそれに慣れてしまい、頑張れなくなることが多いのです。

このため、あまり、いつまでも休息モードに入りっぱなしというのは実は危険なことなのです。どこかでけじめをつけて、再び、前向きに歩きださねばなりません。これができないまま、死ぬまで休息モードで生きてしまった場合、おそらくは死後の世界で、その怠りについて反省しなければならなくなると思います。仮に病気であっても、あるいはメンタルの不調があっても、その中でも少しでも前向きに生きて自分なりに出来る努力を続けて一生をまっとうしたのであれば、何の問題もないでしょう。

しかし、少しはできるのに、病気に逃げ込み、言い訳にして、少しもやらなかった場合には、生まれてきたテーマを十分に果たせないまま、一生を終えてしまう可能性があります。そうなれば、その一生は失敗であったことになります。魂にとっては失敗であったという判定が下されます。すると、次の生まれ変わりでは、その分も加算されて、よりしんどい一生を送ることで、足りなかった部分を勉強やりなおさなければならなくなるのです。

最近、「がんばらない」とか「努力はしない」といったメッセージをしばしば目にします。しかしながら、人間が霊性進化のために輪廻転生している存在である以上、生きていく上での一定の努力、頑張り、向上は必要です。ハンディのある人であっても、その人なりにできることがあるはずです。それさえもやらず、ハンディを逃げ道にして楽な方にばかり行くのは、非常にもったいない人生を送っているといえるのです。

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