潜在意識の声と顕在意識の声

ヒプノセラピーを受けにこられた方に対して、
行っている私のカウンセリングの仕方が、
いわゆるカウンセラーと大きく違うために、

その患者さんが、十分に自分の話を聞いてもらえたと
感じられる場合と、自分の話を十分に聞いてもらえなかったと
感じられる場合があります。

悩みや苦難や行き詰まり、あるいは病気の原因として、
多くの人が顕在意識による理由付けをしています。

その理由付けは、実際にはつじつまをあわせるだけのもので
真の原因は潜在意識の声の中にある場合が多いのです。

事前の面談で、患者さんが語る顕在意識の声をひたすら
聞いても、「傾聴のカウンセリング」にはなっても、
「催眠療法としての事前面談」にはなりません。

むしろ、問診のように私のほうから必要なことをどんどん
質問し、ある話題についての患者さんの話が長くなりすぎると、
あえてさえぎって、次の話題に進むこともあります。

限られた時間内で良好な催眠状態に入るだけの事前の
準備をするには、必要な問診に加えて、
世界観形成を行う必要があり、問診はそれにつながるものなのです。

こうしたことが固定観念、既成概念でしか
ものごとを考えられない人には、理解ができないようです。
顕在意識が強い左脳タイプの人で特に多い現象です。

しかし、事前面談がうまくいくとヒプノセラピーも成功します。
自分のことをまず聞いてもらいたいという人の願いにも
できるだけ応えつつも、限られた時間内で、必要な種まきをして、
催眠療法に入っていくのです。

催眠療法は、前世療法では特にそうですが、
あくまでも潜在意識との対話であり、コミュニケーションです。

ここのところを間違うと、本末転倒します。
顕在意識とは大きく違う認識を持っている潜在意識の声を
引き出し、治癒につなげることが重要なのです。

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