他人のあら探しをやめる

我々は他人を見る時にその悪いところを見てしまうことがあります。
そこに焦点を当てると、その人の悪いところが拡大して見えるため、
ますますその人が悪い人に見えてくるのです。


人生をまるで闘いの場であるかのように捉えてしまうと、
必死で敵のあら探しをしなければならなくなります。


人生に押し寄せてくるいろいろなものに、
負けないように抵抗しなければならない意識になってしまうのです。
本当は人生で何かと闘う必要なんて無いのです。


それでも闘わなければならないとしたら、
それは、「人生とは闘いだ」と信じているからそうなっているだけです。


相手の良いところに目を向けることに意欲的になってみましょう。
相手を敵だと見なすのをやめるのです。


私たちが敵だと見なさない限り、敵は存在しません。
敵だと見なした瞬間から、その人が敵になるのです。
敵を作り出しているのは、私たち自身です。


他人を敵や悪者にしようと無意識に思うと、
誰かが自分を不当に扱い、そのせいで望む結果を
作り出すことができなかったという物語を作り上げ、
他人が悪者であることを証明しようとするのです。


被害者であることを演じていると、それを証明するために
自分をダメにする何かに取り組まなければならず、
それを止めない限り、最終的に自分をダメにしてしまいます。


他人を悪者にしようとするあまり、
誰かや何かに対して、文句や不平や不満を言ってしまうと、
言えば言うほど、人は成功の自信を失います。


実は誰かに文句を言っている時の我々は、
「望むものを手に入れないこと」を潜在意識で選択しているのです。


それを手にする価値が己にあると信じられないので、
文句を言うことでそれが手に入らないようにしているのです。


この傾向がある人は、権威との葛藤を持っています。
上司や権威者が言うことに腹が立ちやすいなどがそうです。


これは、幼児期の父親(父親代わりの権威)との関係が原因で、
この葛藤を癒すには父親や母親に抱いた未解決の感情を
完了させなければなりません。

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