うつ状態と低体温

低体温は、うつ病や統合失調症、その他メンタルの不調
を持っている人の多くに共通しています。

低体温とは、カラダの代謝が低下している状態ですが、
それがどんな影響を持つのかというと、まず免疫力の低下です。

そして人の体のすべての細胞に存在するミトコンドリアの機能が
低下することで、あらゆる内分泌系、神経系の機能を低下させます。

たとえば35度の低体温では癌が発生しやすいことがわかっています。
反対に36度5分以上の体温では、癌が発生しにくいのです。

うつ病の人は低体温が多いことは有名ですが、
漢方的にいうと、うつ病に限らず、神経症、統合失調症、
自律神経失調症は「陰性」の病気です。

そのため漢方の治療ではカラダをゆっくりと温めていく生薬を処方して、
低体温を改善させるのです。

どうすれば体温があがるかですが、

【1】運動をする、

【2】体を温める効能のある食材を多く食べる、

【3】入浴などで直接温める、この三つになります。

どれもお勧めなのですが、今回、特に【3】について解説します。
シャワーで入浴を済ませる人、毎日入浴しない人もいるかもしれませんが、
もっとも良いのは毎日、入浴し、シャワーではなく、浴槽にしっかりとつかる方法です。

浴槽につかることでカラダの深部まで温熱刺激が浸透し、普段、
低いままになっている部分も高温刺激にさらされ、細胞の力が賦活されるのです。

これを繰り返すことが大切なのです。15分以上は湯船につからないと効果が
不十分です。全身つかるのがつらい方は半身浴でも良いでしょう。

しかし、こうした方法での入浴の習慣がない人は、実践は難しいかもしれません。
そこでその感覚を変えるとても良い方法をお勧めします。

それは温泉に入ることです。お住まいの地域のお近くの温泉で良いので、
ぜひ、機会を見つけて温泉に行ってみて下さい。一泊だけの旅行でも、
温泉施設だけの利用でも大丈夫です。

温泉に入ると、通常の入浴以上に免疫賦活作用を受けられます。
心身ともリフレッシュした感覚を味わうことができるのです。
この体験が意識を変えてくれることでしょう。
いま調子がいまいちと感じている人は、ぜひ温泉療法を試してみて下さい。

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