陰きわまりて陽、陽きわまりて陰

カウンセリングで、プラスの想念について語ると、
「完全にプラス思考になることはできません」とか、
「必ずプラスでないといけないといわれると苦痛です」とか、

そういう誤解を受けることがあります。
人間は完全にポジティブになったり、完全にネガティブになったりはできません。

なので、八割ぐらいポジティブで二割ぐらいネガティブでよいのです。
どこかで、否定的部分や煩悩を持ったままでも良いのです。
もちろん、減らし続ける努力を継続することは大切ですが。

「陰きわまりて陽となる」「陽きわまりて陰となる」
という太極の教えでも言われているように、あまりにも偏りすぎると、
その逆作用が必ず出てくるのです。

どんな天才や偉人でも、常人からみておかしなところや低俗なところがあったりしますし、
どんな宗教家や賢者でも、どこか、性格がおかしいところや、
下品なところ、ぶっとんだところがあるものです。

それがバランス作用というものです。
なので、80パーセントがポジティブで善であれば十分なのです。
それ以上に極めようとすると、陽きわまりて陰となって、
おかしな破綻現象がどこかで出てくるのです。

愛と真心が大事といっていますが、あまりにもそれに固着し続けると、
今度は反動が出てきて、逆噴射してしまうのです。
それが人間の自然な姿でもあります。

なので、八割、80パーセントを目標に、
心の建て直しをすれば良いのです。

悩みがあったり病気があったり、行き詰っている人は、
そのバランスがマイナスのほうに偏り、
マイナスが60~80パーセントになっている人も多いです。

それを工夫によってプラスを80パーセント前後にできれば、
いろいろな問題が解決していくということなのです。

この間合いがわかると、あせらず、追い詰めずに、
運勢改善をしていくことができるようになります。
そして偉人や賢者とは、この絶妙のバランスを一生保てた人なのです。

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