自分に素直になる

自分に素直になるという表現があります。
これを自由気ままに生きるという意味に
とらえる人もいますが、


素直と気ままは、まったく違います。
素直という言葉の真意は、
感情や気分のままに言動するという意味ではありません。


素直とは、「素朴で素直」という言葉があるように、
正道に対して従うという意味です。
あるべき道、進むべき道、正しき道に対して、


それをまっすぐに進むものが「素直」です。
素直でないと、たとえばどんなことになるかというと、
本をいくら読んでも自分が変わりません。



「私は自己啓発本をたくさん読みましたが、
何も変わりませんでした」


という人がいますが、このような人の特徴は、
本に書いていることを素直に実行していない点に
あります。


たとえば、ある本に「成功する三原則」が書いていたと
します。素直ではない人は、その三原則を読んでも
実行をしないのです。


仮に実行しても、三つのうち、自分に心地よいものだけ
を取捨選択して、それだけをやるのです。


ダイエットの本に、よく食べ、よく運動し、よく眠ると
書いていたとすると、よく食べ、よく眠るだけを実行し、
苦手な運動はしません。
食べて眠れば、太るだけです。


経営コンサルタントの船井幸雄さんの本に、
成功三原則は、
「勉強好き、素直、プラス思考」と書いていますが、
このうちひとつでも欠ければ当然、うまくいきません。


素直な人は、全部、素直に実行するので、
本を読めばどんどん吸収して伸びていくのです。


私たちは、年齢を重ねるに連れて、
素直さを失って凝り固まっていく傾向があります。


素直になる努力は、一生、続けていくべき心がけの
一つであるといえるのです。

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