幸せで豊かな人々は未来の己の姿、妬む必要はない

ヒプノセラピーでは、日々、多くの苦難に満ちた
人生を歩まれている人と対話します。
 
 
たいへんお気の毒な話もしばしばうかがいます。
そういう人の中には二通りあります。
 
 
一つは、何があっても「わが身の不徳のいたすところで」
と自分の不明を恥じ、不徳を省みる謙虚な人です。
 
 
これは他責的な人よりは良いのですが、
ただし、反省があまりに行き過ぎて後ろ向きになりすぎると、
過度な自己卑下で成功の芽をつぶすのでいけません。
 
 
もう一つは、どうしても他責的になる人です。
他責的になる人の場合、問題になるのは「嫉妬心」。
 
 
この嫉妬心は、強いマイナス想念なのです。
というのは、例えば成功者を羨んでいるときは
「成功」という概念を攻撃しているに等しい影響があるからです。
 
 
そうすると自分の成功運までも阻害されてしまいます。
これも「人を呪わば穴二つ」と同じ現象です。
 
 
羨むことは呪うことよりはソフトに感じるかもしれませんが、
潜在意識的影響でいえばほとんど同じ害毒なのです。
 
 
でも、誰でも自分より成功していて幸せで豊かで
健康で愛に恵まれている人をみたら、若干は、
羨ましいと思ってしまうのも人情ですよね。
 
 
もし、そんな思いがわいてきたら、
まずやってほしいことは、その人を心から祝福することです。
「おめでとう。あなたを祝福します」と心の中ででも、いってあげることです。
 
 
そして次にこう考えて下さい。
「これは自分の未来の姿なんだ」
「自分にもこのような幸福と成功がもうすぐ実現するのだ」
 
 
自分より成功している人、豊かな人、健康な人、愛されている人、
そういう人をみたら、それは自分の未来の可能性が
そこに示されているのだと考えてみましょう。
 
 
人にできたことは自分にもできるから、
今見ているものは自分の未来の姿なのだと考えるのです。
 
 
そうすれば相手への嫉妬や敵意や妬みは
次第に消えていき、むしろその姿を目に焼き付けようとするはずです。
 
 
自分にふさわしい形で、それは実現するのです。
人間にとってもっとも重要な努力の一つは良きことを信じる努力です。
希望を持つ努力です。それがすべてのスタートだからです。
 
 

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